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こゝろコレクション4
いやはや、なんとも、な事態です。

発端は昨日。
会社でベッチィがにやにやと勝ち誇ったように近づいてきて
「これは当然ご存じですよね?」と見せてくれた日経流通新聞。
ケータイ世代向け商品のなんたらの記事にある
ヨコガキ「こころ」!

当然ご存じでなかった私が、しばし絶句していると、
「まだ夏休み期間中ですよね?」と追い打ち。

良い子の私は夏休み前半、八月の初旬で宿題の自由研究を
すませたつもりだったのに、であります。
あとは、いつの日かヴィンテージ「こころ」を入手して
これで「こころ」モンダイは概ね解決したつもりだったのに~。

仕事熱心な私は急遽、八重洲ブックセンターに行く羽目に

fl0808280.jpg

ありましたがな!。一階の文芸コーナーに平積みで。
表紙には「ケータイ名作文学」とあり、
南沢奈央さんという女優の写真があしらわれております。
この方のことも、ご存じなかったのですけど、
昨年バカウレしていたケータイ小説「赤い糸」の映画で
主演をされる方だそうな。
SDP Bunkoのような口絵こそないものの、
写真のコンセプトは蒼井優の「こころ」そのものですな。

本文は24字21行。クリーム系の紙に明るい煉瓦色のインクで刷られています。
書体は中太なゴチックで行間は全角ありますでしょうか。
版元はゴマブックス。並製で上下巻に分かれていて、各700円。
二冊買うと「デカ文字こころ」よりも200円高くつく。

なにが「ケータイ名作文学」なのか?最初は意味が判らんかったのですが、
「おりおん★」というサイトで、あがっておりました。こころ。
ケータイ経由の本、つーことなんですな。

fl0808281.jpg

しかしこの「ヨコガキ×こころ」、侮れないです。
初めのうちは違和感があったものの、
読み進むうちに割と読みやすく感じました。
いや、「読みやすい」というよりも、「構えないで読める」
というほうが正しいかな。
元々こころの文章は比較的短いセンテンスで淡々と進んでいくから
思った以上に親和性があるように思います。たとえば

私は黙って茶を飲んだ。飲んでしまっても黙っていた。
「あなたは大変黙り込んじまったのね」と奥さんがいった。
「何かいうとまた議論を仕掛けるなんて、叱り付けら
れそうですから」と私は答えた。
「まさか」と奥さんが再びいった。

こんな感じ。
新聞連載当時の字詰めは何字だったか、判らないけれど(今度調べよう)
42字詰めなどということはないだろうから、随分とリズムが変わり、
むしろ切れがよく感じます。

それにしても一旦解決しかけた「こころモンダイ」。
なかなか裾野も広いし頂上も高い。
ここではブンガクについてなど一言も触れてないのに?!
体裁、パッケージに関してだけなのに?!

こんな新種を発見して、驚きであります。

まだまだ進展がありそうなテーマです。
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