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消費への嫌悪
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DP2

「嫌消費」世代の研究
経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち
松田 久一
東洋経済新報社

僕も最近1、2年は、お小遣い帳を付けたりしてますが。サボったりもしてます。

クルマ
買うなんて
バカじゃない
の?


黒っぽいカバーの女子の写真にのった
帯コピーの
改行の仕方
が良い
ね!

それにしてもバブル後世代20代の
「とりあえず30までに1000万」って
「いいか、男はな、三十歳くらいまでは、
カネを残そうなんて考えてちゃダメだぜ」

十代の終わり頃、バイト先の先輩社員が、
僕たち数人の学生バイトを従えた新橋の居酒屋で、度々たれていた。

「カネは遣わなきゃな!自分に投資ってやつだ。
三十歳までに100万くらい残ってればいいんだから。ワッハハ!」

…その人の影響ではないが、その後、僕の三十代スタート時の預金残高は
見事に100万あるかないかという状況だった。
赤いカードの借金を差し引くとほとんどゼロ
まだ土地バブルの前、細々だけども、それなりに消費は楽しいものだったから。…

『正社員の先輩』と言ったって、今思えば、23、4歳の若造の妄言だし
「30歳までに100万で良し」だって特に根拠のある数字ではない。
それでも居合わせた全員が当時「そうだそうだ」と感じていたのは
その時代が纏っていた気分のモンダイなんだろう。
「まぁ、何とかなるだろう」という、根拠の無い、なんとなく楽観的な気分。
年金制度が崩壊するなんて夢にも思っていなかった時代だ。

翻って現代、「30歳までに最低でも1000万」という気分。
バブル後世代の倹約家ぶりは、この不景気にあって更に痛々しく感じる。
ケーザイの人やマーケの人が「その節約志向が更に経済を小さくさせる」と論じても
その、どうにもならない不安感、何となく悲観的な気分はなかなか拭えないのだ。

土地バブルが弾けてすっからかんになってしまった日本を子供時代に見続けたから?
ケータイもネットも無い緩慢で鈍感だった親たちの頃に比べて
催眠術のようなコマーシャルにつられたり魔法の城ような店舗に迷い込んだりしなくなった。
どうせ高スペック高価格の商品を買っても瞬く間に陳腐化するのがわかってしまうし
高級ブランドのタグが付いていなくたってワンシーズン着倒して
捨ててしまえるファストファッションの着心地が案外いい事を知ってしまったから?

本当は「バブル後世代」のことだけではない。
すべての世代がなんとなく不安。なのだな。
世代論のところの記述は楽しく読めたが、血液型診断のようなものだからな。

20代を「劣等感」で括るのは気の毒だ。
サスティーナビリティーが大事な世の中だからな。
ニューノーマルなんだからな。
節約の感覚も大事な事だからな。
過度に吝嗇家が増えて云々するのは違うだろう。
僕ら世代も含めて年金負け組は自ら蓄える事も覚えないとな。

とにかく
どうせ不安時代はまだまだ続くのだろうと、安心する事にしよう。
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Comment

キャロル

2010/03/07 02:22 ・・・EDIT

  マーケ風に言うなら
モチベーションを揚げるエモーショナルな消費、、

そこまでそそられる商品開発がなくって、、

必需品の仕立てが良くなり、必欲品の感度が下がり、、

平たく安心なマーケの元に置ける心配の無い商品


もしも老人ホームの企画をするとしたら
「最期のひとときまで快適な安心介護」
なんて言うのじゃなくて
「みんな一緒に笑いながら逝っちゃおうよ!」
ってなコピーで
「快楽園」みたいなネーミングで
おじいちゃんにストリップの慰問デーとかある様な、、

なんて事を考えている私は再び人生の安全コースから外れるのでしょうか?

garamond

2010/03/07 05:38 ・・・EDIT

  キャロルさん>

…必需品の仕立てが良くなり、必欲品の感度が下がり、、

これまでの「エモーショナルな消費」自体
敗戦した日本が戦勝国に刷り込まれた
消費行動だったのではないかと思うのです。

使い捨て、大きなモノ、などはアメリカ的で
一生モノ、上のクラスを目指すモノはヨーロッパ的
な気がする。

だけども日本は高温多湿で家が狭い
おまけに資源が無いから。

一生モノと言うても黴びるし錆びるし(笑

…と、モノを捨て始めると今度はそれ自体に快感物質が出始め、
最後はブルーシートだけで良しまで大きく振れてしまう。
それはそれで病気の領域だからと、考え直し
シンプルでコンパクトでキュートで保ちの良いモノづくりに還る。
そして自分たちは、あまり買わない作戦。

「笑いながら逝っちゃおうよ!」の境地は
一部ラテン気質な層には大受けしそうだけれど~^^


 

 

 

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