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「姜流」が出来た。
たまに、エディトリアルデザインの仕事について。

今回は姜尚中さんの連載や過去の記事の再録を中心に
ムックというカタチで一冊の本になりましたのだ。
せっかく一冊にまとめ直すのだし
書籍ではなくムックという体裁だし
デザイナーの、わたくしなりに「悩む力」を
出してみたりしたのであつた。

デザイナ的、ちまっと考え
自分なりに、イエイ!なポイント

fl0908130.jpg
表紙があるじゃない?


fl0908131.jpg
めくるとボオドレール。
(姜さんのアイデアだけど、好きでしたよボードレール!堀口大學訳で多感な頃ね!)
インディゴブルーに白抜きの文字で、静かに文字を組んだりして。


fl0908132.jpg
更に、めくると、、パッと反転。
どんより曇り空だけれども闇ではない、どこぞの河原を歩く写真に
しかしボオドレールと同じ大きさ書体で
「愛を」云々。

はぁー、
こんな他者から観たら、ちまい事に
わたくしは、悩み、或いは、喜んでいるのです。

以下、宣伝と自己満足な世界。
映画や演劇、音楽と違い
本というのは、どこからでも読めるし
劇場や再生機器の前にいなくとも良いし
ドレスコードも特にない、
「時間」や「場所」を支配することの出来ないメディアです。
(時々フラッシュ使えば、もっと面白く構成できるなー、とか思う)

しかしながら、作り手の末席で仕事をしております、わたくしも
映画や音楽を愛して育ち、少なからず影響も受けておるので
こんな風に、G#mなんたらな、重たい暗がりから
突然、Dメジャーな日常に移調してジャンプする気分を
グラフィック上で成すことが出来たことは
大変愉快な気持ちなのです。

「冒頭の見出しを、ビシッと大きくして、インパクト出そうよ」
なーんて、無粋なことを言われなかったのは幸いでした。

あの暗がりから、あのくらいの明るい河原に
すぃーっとパンして行くところこそが、わたくしの今回の
「してやったり」な自己満足なのです。
既述の通り、「本」という、パラパラめくって、
順番どおりじゃなくてもOKなカタチだから
それを強制するものではなく、あくまで、わたくしの自己満足ですけど、ね。

今日、出来たての本を、書店で買って(献本ではなく買ったぞ)
晩酌の合間に、すぅーっと目を通したのですが、
良い。

ノンポリマー加工(ノンポリ)の私でも、
良い。

昨年の今頃、奇しくも「こころ」にはまっていたわたくしには
なんだか漱石関係の記事が特に良かった。

一緒に半藤一利氏の「昭和史」上下巻も買って来ちゃった。
(この夏の間は読めそうもないけど…。)

ぜし、書店でお見かけの際は、ごひいきに!

以上、酩酊気味の自己満足ぎみな宣伝でした~。
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Comment

ケン

2009/08/04 21:48 ・・・EDIT

  こんばんは。

先日小さな本屋で、颯爽とした表紙が目に留まりましたが、
garamondさんのお仕事だったんですね。
時間がなくて手に取ることはできませんでしたが、
次は中身も読ませていただきます。

本というメディアの特性についてのお話も、面白かったです。
ちなみにボクは、本でも雑誌でも、
常に前から後ろへの流れを意識して読んでいます。
いまでも本が、特権的な地位を占めているように見えるのは、
ウェブページにはない「流れ」のおかげかな、と思ったりしました。

garamond

2009/08/05 00:48 ・・・EDIT

  ケンさん>

>常に前から後ろへの流れを意識して読んでいます。

とても勇気づけられました。
コメントありがとうございます。
感謝です!
(わたくし自身があっちこっち早送りしがちなもので…)

酔っぱらった昨夜の我が文章を読み返すと
日頃のケンさんの、凛として筋のある文章に比べ
まるっきりダメダメちゃんで、恥ずかしい限りですが
私に出来る仕事といえば、筆者の声色をなるべく
スムーズに紙面化する事で。

買ってくれと言う宣伝ではございません。
もしも、また見かけることがありましたら
ウィンク返してあげてくださいー。


 

 

 

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