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ヤムウンセンと防湿庫
fl080704.jpg

事務所のカメラを保管するために防湿庫を買いに出かけたのだ。
以前はレンズもボディもゴロリと、フツーの洋服を掛けておくロッカーに入れていたのだ。
通気はよいのでカビこそ発生しなかったけれど、むき出しで放り込んでいたせいか
埃や手あかにまみれ、とても可哀想な事になっていて…、
ナントカしなければと前々から考えていたのだ。

アルバイトで写真好きで知られるマツシマ教授と共に有楽町ビックカメラに着くと
あるある、季節柄、抗カビグッズ、乾燥グッズがレジ脇にまでびっしりだ。
我々はビックの店員さんに色々と説明を受け、
ズバリ!上写真の大容量、光触媒クリーン機能付き
東洋リビング製防湿庫を所望したのだった。

…しかし、若干我々のアクションは遅かった…!
店には現在、在庫は無く、
さらにメーカーにも在庫が無いという。
しかも7月11日以降にようやく”出荷できる時期が判る”というような状況とのこと。
「まさか、秋になることはないですよね?」と詰め寄れど、
店としては確かなことは言えないのだという。
教授も私も意気消沈である。
先程までは、なんなら背負って帰ろうか…などと軽口を叩いていたのが
いきなりのリターンエースに愕然となり、その場にへたり込みそうな落ち込みかただ。
とりあえず、その場は気を取り直し、予約の伝票を書き込み、
急に無口になった二人はビックを後にしたのだった。

「それにしても…」と、最初に口を開いたのは教授だった。
まるでこの梅雨空のように、今にも泣き出しそうな顔をして彼は
「完全に、ボクたち季節商品だと言うことを忘れて、遅きに失しましたね……」
そう、我々の”あそこ”に行けば”いつでも”手に入れられるであろうという幻想は
成熟した消費社会の中で、季節の感覚すらも鈍らせていた、なによりの証と言えよう。
私は無言でうなずくことしかできず、二人の重い足取りは有楽町のガードを抜けていった。

もうしばらく、カメラ達にはロッカーの中で過ごしてもらわなければならない。

fl080704-2.jpg

季節感を研ぎ澄ますため、その後日比谷までとぼとぼと歩き
タイ料理屋に入り、ヤムウンセンを注文したのであった。
梅雨空の下、酢っぱ辛いそれを食しながら、
マツシマ教授と私は大いに反省し、教訓を得たのだ、った。
「防湿庫は、いつも、そこに、ある、とは限らない」
RICHO CaploGX100
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